舞台挨拶付きの会で鑑賞。
正直、微妙。
教科書通りにしたくて、逆に外れた感強め。
パンチがないし、物足りない。
妻が認知症になり、それを支える夫のシーンとか、迷子になって現地の人に助けてもらうシーンとか、もっと掘り下げてよって思うような。エンディングもずっこけさせるようなジャパニーズ感強めなもので、あちゃーって感じ。
あと舞台挨拶ってこんなに表面的なものだとびっくりした。
リリー・フランキーさん、良い役者だと思ってリスペクトしたのに、他の人の話を遮るし、他の人に対する質問なのに飛び込んできたり。共演者のドレスをソーセージだというあたり正気かって思った…。
日本の映画界って、例え本当に実力のある役者でもこんな老害だと思わせるような振る舞いをする人だらけなら、そりゃいつまで経っても進まないだろうね。とても良い社会勉強になった。
あとはメディアにもガッカリ。海外の映画祭や舞台公開だと、映画の内容に基づいて記事を書けるよう、映画を見て物を言うし、それに合わせて舞台挨拶を映画上映後にやるものなのが常識。なのにこの会は、上映前にパパッと写真撮って終わりだし、極付は翌日の記事ではリリーフランキーさんのソーセージ発言が取り上げられて映画については最低限の言及で終わってる。
君らなんのための取材なんだと。
（まさか映画自体は微妙だからソーセージ発言に回すしかないという、映画に踏まえての決断ではなかったでしょうね…👀）
映画自体に対するレビュー以外のコメントが多くなってしまったが、これは他の映画ファンにも目に留められるように書いてしまおう！
