トムペティの曲はよく流れているし有名なので、このドキュメンタリーの曲は九分九厘は知っている。しかし、彼のことや、トムの思想やハートブレーカーなど、全く興味を持っていなかったけど、暇つぶしにこのビデオを観た。彼のファンには全く失礼な話だ。ごめん！
私の娘はトムペティを聴いていて、野外コンサートにも行ったようだ。私は一緒に行かなかった。

まず、このドキュメンタリーで心に残ったことは：
1)ハートブレーカーは才能のあるアーティストの集まり。The Bandのようにひとり一人が力を持っている。
２）四時間というドキュメンタリーだが、曲がどうできたがわかったし、飽きさせない。トムは、語り部のようだ。
３）トムは革命家だということ。当時の MCAレコード値上げの件で、彼が立ち上がったことだ。多分、その当時、アーチストからこういう運動を起こすことあまりなかったと思う。

暇つぶしに聞いたが、のめり込んでしまったというのは上記の１）２）３）の理由だから。曲とストーリーのバランスが良いし、トムの人間性もみせ、私を飽きさせなかった。彼の静かな人柄に惚れた。映画をみたあと、娘に感想を話し、『南部のハンサム男』で、外見はグレッグオールマンのようで気に入ったと言ったら、娘は驚いて『ええ、、ママ』と驚いた反応を見せた。

あとで、グースネックを読んだら：
Unlike most music documentaries which are directed by music video directors, this film was directed by the award-winning filmmaker Peter Bogdanovich.

ミュージックビデオ制作の監督が作っているから他のドキュメンタリーとは一味違うとわかった。なるほど！！　すごいわけだ。映画館で観られたら最高だね。
https://www.youtube.com/watch?v=JEZyL074HOs