このレビューはネタバレを含みます
シンシリーズ4作目。発表されてからずっと見たかった本作。
庵野監督が仮面ライダーがいかに好きなのか伝ってくる。中身はゴシラよりウルトラマンより更に尖っていたが、個人的に刺さってしまった。一方でシンゴジラを期待していった人や仮面ライダーって何?って人にはあまりに説明不足だから評価が低いのは納得できる。相変わらずエヴァ感や意味の分からない説明(プラーナ…?)がどちらの意味でも庵野秀明を感じさせてくる。
ストーリーは考えるな感じろ、だけどスーツデザインや特にサイクロンの変態がカッコよすぎた。また新1号を一文字隼人に引き継ぐという展開もアツい。色んなオマージュ(全ては分からない)があるから、それを調べるのも面白い。意味不明なアングルや雑多なアクション含めトータルすごく仮面ライダーで良かった。
俳優陣も見どころと思っていて竹野内豊は絶対出てくると思ったけど、斎藤工や長澤まさみも出てきてニヤリとできる。エンドロールに気づかなかった面々の名前があるからこれも面白い。
SJHUは一旦これで終わりなのかな?