ちまたに散布両論がうずまく状況で、意図的に情報をシャットアウトしてきて、やっと見ることが出来ました。
結論から言うと、普通に楽しめました。
ただ、どんな人が楽しめて、どんな人が楽しめないのか、まったくわかりません。
自分は、初期の仮面ライダーのテレビシリーズとともに小学生時代を過ごしたので、原作真っ只中世代では有ります。
最初の仮面ライダーは、この仮面が正義なのか悪なのかテレビが始まるまでわかりませんでした。
そんな自分が見る限り、世代だから楽しめたとも言えない気がするし、特撮映画として楽しめたかと言うと、ツッコミどころも結構合ったし、そんななかで、ストーリーを無理やり帰結するような演出でもなく、きちんと練られた印象であり、納得感と少しの感動があった映画という感じです。
楽しめはしましたが、ものすごくいい映画だったかというとそうでもないし、シン・ウルトラマンやシン・ゴジラのような間口の広さも感じませんし、結構狭いコアに向けた映画なのかなとは感じています。
キャスティングも、みなさん実力派だったと思います。
西野七瀬はいつまでも関西の言い回しが抜けませんが、映像はすばらしく美しかったと思います。
困ったことに誰に進めればいいのかわからないというのが、正直なところで、どうだった？と聞かれても困る映画だったですね 笑
