今までの庵野さんの監督作品で1番好きじゃなかった。会話のテンポ悪いと思う。禍特隊の時はテンポの悪さ感じなかったんだけどな…BGMを出来る限り鳴らさない演出はやっぱ人間の持つ素を大事にしている証拠なのかな。一人称視点のカメラワークって奇抜だけど体感覚的な気持ち悪さが勝つかなー。
これは余計なお世話かもしれないけど、庵野さんはOKとNOだけ言ってないで現場でもっとキャストと話した方がいいと思う。庵野さんの思想や想いをキャストが理解出来てないんじゃないかな。庵野さんの考えた構図に俳優を当てはめるだけなら誰でも良いし、キャスティングしてる意味がない。俳優がこれほど死んだ目で演技する映像あるのか。なんかもう撮り直しが多くて嫌になってないか？棒立ちで、姿勢に覇気がなく、指先にキャラが宿っていないのが分かる。演出が奇抜だとかカメラワークが独特だとかそういうレベルでは説明できないほどに演技に魂がない。みんな一体誰を演じているのか。感情的な場面で感情的な演技するのは比較的楽なんですよ、大事なの地の文のとこ！2時間の観る睡眠導入剤といっても差し支えない…
