このレビューはネタバレを含みます
私の連想する「仮面ライダー」がいわゆる新一号やライダー少年隊が活躍する後期の仮面ライダーだったことにまず大きなミスマッチがあった。(この映画のエンディング後がそういう展開なんだろう、と思わせる内容だった)
良かった点はやはり特撮で、冒頭のトラックのシーンなどは非常に楽しめた。しかしやはり怪人は石切り場で爆死してこその爽快感ではないだろうか?
死神博士や地獄大使、ブラック将軍のようなかっこいい悪役も不在でわずかにコウモリオーグに感じられるかな? という点も不満であった。
ハチオーグぐらいまでは何とか楽しく見ていたものの、ルリ子のビデオレターあたりからお通夜状態になってしまった。
SHOCKERの目標も卒業したはずのエヴァンゲリオンを連想するモチーフとなったのも今更感が強かったし、それどころか早々にエヴァコラボがはじまってしまいうんざりしてしまった。