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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略のimmiのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

TV放映時の自分の記憶が蘇ります。
と同時に登場人物2名も図書館分室(書庫全体が動くあの魅力的な場所よ)にある書物を通じてこの物語を見るという仕掛け。

合間にはさまる実写映像との絡みにより
過去の視聴記憶だけでは済まさないと示唆されるようであり
また、現実の東京の街や1995年の実際の事件を想起させるようであり
(丸ノ内線の駅々。赤坂見附駅への長いエスカレーター)

ピクトグラムのモブ(それは残酷だけど現実)と可愛すぎるキャラペンギン。
TV放映時好きだったスプレーで虫を殺すペンギンちゃん。
キャラクターごとにチャプターを分ける整理の仕方。
「欲望とは他人の欲望である」のテーゼ通りに生きてしまう少女。

間違った世界なんてもういいじゃんという上坂すみれペンギン良いです。
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