これは想像を遥かに超えてずしんとくるやつだった……。
カーストにより"見捨てられた村"のため、聖剣を手にしたカルナンが立ち上がる。
もとより争い合っていた隣村の人々だったが、バス停を巡ってのいざこざから、言葉を失う衝撃展開に……😨
動物の描き方がまた見事で、根底にあるテーマを思えば思うほど、対比が素晴らしくため息が出る。
「僕の名はパリエルム・ペルマール」(同監督の一作目)から3年、不可触民と呼ばれる人々の、より濃厚な抑圧された世界が描かれた作品となっていた。
ただ、パリエルムより、抽象的かつ説明があまり多くない感じだったので、バックグラウンドが頭に入っていないと理解しづらい所が多々あった印象。
音楽も、「パリエルム〜」同様、独特で印象的なものが多く、とても良かった。
ラールさんは、「サーホー」の時気付かなかったけど、背がお高いのね!
渋オジ・イブラヒムとはまた違った、気さくで正義感のあるかっこいいおじいちゃんだった。