Karnan(原題)の作品情報・感想・評価

「Karnan(原題)」に投稿された感想・評価

はぁ〜、長かった。けど、感動致しました。
音楽も伝統音楽っぽいのアリ、EDMアリで良かったです。

しかし、主人公カルナンの喧嘩っ早過ぎる性格はちょっと頂けません。
あと、カルナンのお父さんより、お祖父さんの方が見た目が若くないですか(笑)

少し裕福な隣村との抗争がずっと続くのかな?と思っていたら、後半は理不尽な警察との戦いに。

暴力に、それと同等もしくはそれを上回る暴力は宜しくないなぁと思いながら見ていたのだけど、何世代も続きこれから何世代もまた続くであろう言われのない権力による圧力に、村人達の積年の恨みは相当なものであったのであろう。

カルナン役のダヌーシュさん、小柄だけど、身体能力がとても高くて、ダンスシーンとアクションシーンは目が釘付けでした。
bags

bagsの感想・評価

4.0
いきなりなんだろう?ってシーンから始まります
終始シリアス
ヨギバブも出ますが笑いどころは一切なし
元とされてる事件があったみたい
暴力にたいして暴力で抵抗して成し遂げますが
実情を知らない人間としてはその事を気安く論じられない印象

このレビューはネタバレを含みます

士農工商よりも下のダリトの話
ガンディーくらいの時代ハリジャン 
抑圧されるもの
ペリヤールベルマール
階級社会
付き合うのは同じ層の人たち
学校では一緒になるが、結婚や家に招いたりしない
「マハーバーラタ」
聖剣を振ることから始まる
道路の真ん中で死んでた妹は晴れ着をしていたので祭り?
→女神扱い、村の守り神
地域ごとの神様、成り立ちは村のために命を落とした人
中央予備隊、警官ではない
ターバンの巻き方で部族が分かる
落ちてるターバンを跨ぐ、蹴るのはタブー
父親の名前は何だ?父無し子問題
第3回インド大映画祭⑥
今回の映画祭のラインナップはオールタミル作品のタミル特集。そんなタミルのスター俳優の1人、ダヌシュの主演作品。ダヌシュと言えば、豪華なセットに計算されたカメラワークのキメキメな群舞シーンだけど、今作ではそれを封印。だが身体の内から湧き出てくるような熱いパッションを表現するような踊りを披露してくれる。
低カーストの所為なのか、世間周囲から抑圧されたコミュニティであるポディヤンクラム村。この村にはバス停すらなく、隣村メールールとの関係も悪くて村人は不便を強いられていた。そんな状況を打開すべく村の青年カルナンが立ち上がるのだが、彼とポディヤンクラム村を待ち受けていた運命とは…。
なかなかにシリアスで壮絶で凄まじい差別を描いた社会派の物語。そのシリアスさはファーストカットから始まり、その緊張感は最後まで続いていく。そしてロバや鷲、蛾、ミミズといった動物や精霊(?)のお面を被った少女といったメタファー表現がとても多かった。
コレ一体いつの時代の話しなんだろう?と思ってしまうほどの村人達の貧しい暮らしぶり。携帯電話とかが出てこないので、そんなに最近ではないだろうけど、警察署とかクルマの様子から察するに、そこまで昔の話しでもなさそう。戦いの準備をする村人達の様子を見ていると、日本史で習う“一揆”ってこんな感じだったんだろうなぁと思わされる。方法論としては、犯罪であるし決して褒められたものではないけれど、隣村、官憲から虐げられ続ける様子があまりにも理不尽で、聞く耳すら持とうとしない相手に対して如何にすればよかったのか…簡単に答えが出るモノでもなく、複雑な心境になってしまう。
そんなズシンと重い内容なので今作ではコメディ要素が一切ない。みんな大好き、我が癒しのヨーギ・バーブの出演シーンですらコメディは無し!しかも彼を待ち受ける過酷な運命に、思わず涙してしまった。

このレビューはネタバレを含みます

途中で「もしや…?」と思って後で確認したらやっぱりパリエルム・ペルマールの監督作。

断然パリエルム・ペルマールの方が出来が良いと思う。

前半ちょっと船漕いでしまって(また)警察の動機やモチベーションが謎のままだった。
下っ端警官なにゆえあんなに村民の家の屋根を棒で一生懸命壊すん?最初暴力の対象は男性と言ったのに女性や老人子どもも引っくるめてメタメタにするし、、

あとマハーバーラタの知識無いからキャラの名前から背景を読み取るとかも無理でしたー

主人公の父と祖父年齢近ない?見分けられず。
主人公の姉と彼女雰囲気似過ぎじゃない?見分けられず。
主人公の村民とメールールの村民も見分けられず(タミル映画は毎回コレ)(のちに第1敵じゃなくなったのも何故?必要やった?)


最終的にバス停何で出来たん?誰が作ったん?


これは解説いるやつ
みぽち

みぽちの感想・評価

3.6
バス停すらないカースト制度の低いマイナーな村人達🆚悪党警官。やはりインド特有のカースト制度による理不尽かつ度の超えた差別が主テーマとなっているので、結構きつく胸糞シーンがほとんど。そして肝心なラスト、だいぶ端折りすぎていて時間飛んだかと思うくらい急に終わってびっくりした🤯プッチ神父のメイドインヘブン食らったかと思ったわい🤣同じ会場にいたインドマスター(笑)の解説がなかったらあのラストに行きつくまでの過程はわからなかったな🤣ありがたや🙏
てるる

てるるの感想・評価

3.8
衝撃的な映画「僕の名はパリエルム・ペルマール」の監督が、主演にダヌシュを迎えて贈る、これまたとんでもないインド映画。

バス停すらない低カーストの村人達が、バス停欲しさに騒動を起こし、それが警察をも巻き込む騒動に発展してしまう…。

相変わらずダヌシュが演じる役がなんか腹立つくらい自己中に見えてしまう。
そしてとにかくキレやすい性格。

とはいえ、虐げられてきた村の誇りを取り戻そうと行動に移したのは拍手👏
やり方には多少の疑問はあれど、動かなければ変わらない。

正直インターミッションあたりまでは遅々として話が進まなくてダルいんだけど、インターミッション後からが本番。

特に終盤の村での戦いはエグい。
あまり刃物が出てこないから血も出ないけど、結構なバイオレンス。

いつもはコメディリリーフなヨギバブちゃんもシリアスな役どころ。
でもいつもの主人公の相棒や親友みたいな役多いのに、今回は主人公と対立する役なのが悲しい(꒦ິ⌑꒦ີ)

パリエルム・ペルマールと比べると行間を読ませるような演出が多くて分かりづらい部分が多いのは難点。

特に南インドにおけるカーストや、この映画のモデルにもなったらしい事件のことを知らないと「???」てなる部分も。

あとカルナンの父親と祖父の区別がつきづらかったり、カルナンの妹と恋人の区別がつきづらい。

しかしインド映画…というかタミル映画の熱量というかパワーは圧倒的。
「バクラウ」と「ジャッリカットゥ」を掛け合わせたような感じ。

これだけ色んな国の映画を数万本は観てきたけど、今まで観たことのないようなものを見せてくれるインド映画ってやっぱスゴイ!
これは想像を遥かに超えてずしんとくるやつだった……。

カーストにより"見捨てられた村"のため、聖剣を手にしたカルナンが立ち上がる。

もとより争い合っていた隣村の人々だったが、バス停を巡ってのいざこざから、言葉を失う衝撃展開に……😨

動物の描き方がまた見事で、根底にあるテーマを思えば思うほど、対比が素晴らしくため息が出る。
「僕の名はパリエルム・ペルマール」(同監督の一作目)から3年、不可触民と呼ばれる人々の、より濃厚な抑圧された世界が描かれた作品となっていた。

ただ、パリエルムより、抽象的かつ説明があまり多くない感じだったので、バックグラウンドが頭に入っていないと理解しづらい所が多々あった印象。

音楽も、「パリエルム〜」同様、独特で印象的なものが多く、とても良かった。


ラールさんは、「サーホー」の時気付かなかったけど、背がお高いのね!
渋オジ・イブラヒムとはまた違った、気さくで正義感のあるかっこいいおじいちゃんだった。
ぺん

ぺんの感想・評価

3.8
インド映画祭にて。ダヌシュ主演が気になって鑑賞。
うーん、タミル映画から生まれる圧倒的なパワーよ。想像以上に社会派映画だった。
オープニング、道の真ん中で泡を吹きながら倒れ苦しむ少女。行き交う車やバスは彼女を無視して通り過ぎる。
群衆たちの歌と叫びの中、警察に連行される男。衝撃を受けるかっこいい映像。

1997年。周囲に踏み躙られてきた下層カーストの人々で構成された村が舞台。
村人は何をされても歯向かえず公的に見捨てられている。バス停を巡り隣村との争いも絶えない。
インド映画お馴染みの横暴で悪意に満ちた警察官たちがこれでもかと憎たらしく描かれる。
怒り、悲しみ、蔑みや理不尽な暴力は老若男女問わず襲いかかる。
オープニングの少女が誰なのか判明し、カルナンのやりきれなさと怒りの源も分かってくる。

鯉、ロバ、鷲、馬や蛾など動物たちが象徴的にインサートされるのは良かった。
印象深い場面で影絵のようにカルナンを写す描写は勇者として称えているよう。
まぁカルナン含め登場人物が熱すぎて途中かなり疲れちゃったけどな…やっぱりスローモーション多用もくどいか。
喫煙シーンで「劇場内は禁煙」みたいなテロップ(たぶん)がいちいち出るのは初めて見たw

いよいよ大乱戦の後半。あれだけのことをやらかした割にラストはあっさりしすぎかなぁ。
カースト制に苦しんだ当事者でないと完全な共感は難しい気がするが、今作を作りたかった製作側の意図に思いを馳せることはできる。
カルナンたちの闘いが実を結んだことにホッとし、子どもたちへの目線に希望を感じた。
所沢

所沢の感想・評価

5.0
地獄を描かせたらピカイチなセルヴァラージ監督と
地獄を演じさせたらピカイチなダヌシュの
相性が悪いわけないじゃないですか。
セルヴァラージ監督はダヌシュの活かし方が完璧っす。
泣く子も黙る相乗効果。
期待通り越しすぎじゃない?
カルッピと同じ監督ってだけですでに希望なんて一切持ってなかったけどそんなもんじゃなかったな。

セルヴァラージ監督今回も容赦なし。
今回は女こどもにも容赦なし……

動物も沢山出てます。
虫も出てくる。
動物撮らせてもピカイチだな。
動物の使い方?がマジで素晴らしい。
天才すぎる。
あと出産シーンもちょっとあんなの見た事ないレベルだった。
あの惨劇の中、終始響き渡るのは出産する女性の痛みからの叫び声なんだよ。
すごすぎる画だった……


セルヴァラージ監督84年生まれのまだ30代だよ…
どうなってんだよ。

そして音楽はこれまたカルッピと同じサントーシュ・ナーラーヤナン氏でやっぱり30代。
パリエルムもかなり良かったけど今作も音楽素晴らしいです。

いやはや、こんなすごい作品や俳優、監督、音楽などの映画人がゴロゴロいるタミル映画。
タミル以外の世界で騒がれないのはおかしいでしょ。

肝心のダヌシュですが、みんな大好きごろ寝ダヌシュ、雑魚寝ダヌシュ、ルンギダヌシュとバッチリたっぷり拝めます。
セルヴァラージ監督はそんなとこもカバーしてくるのかよ。
本当すげぇよ。
ちょっとしたファッションショーだったよ。
あとダヌシュの目元アップにしてくれてありがとうございます。

そしてあのTシャツ何😂
いや、ノースリーブまであるんかい🤣

セルヴァラージ監督とダヌシュの再タッグも決まってるそうで、もうめっちゃくちゃ楽しみ!!!!!

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