lalala

東京自転車節のlalalaのネタバレレビュー・内容・結末

東京自転車節(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

コロナ禍の東京と社会を一ウーバーイーツドライバーである青柳監督その人の視点から捉えたセルフドキュメンタリー。市井の人々の関心からはこぼれ落ちているであろう題材に惹かれた。
好きな時間に働けるという理想的な仕事に見えがちなウーバーイーツドライバーだが、天候やオーダー数に左右されるため労働時間に見合った給料がもらえるかが微妙、常に事故に合う危険性、自転車や携帯の故障は自己負担、それでもドライバーはごまんといるから替えはいくらでもいる…など、決して楽ではない労働環境に加え、550万の奨学金返済、人生はハード。
システムの中で人間が使われていることを自覚した上で、自身がどう行動していくかについて考えさせられる。
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