makko814

東京自転車節のmakko814のレビュー・感想・評価

東京自転車節(2021年製作の映画)
3.7
劇場で見逃して1月のイベント上映で鑑賞。

青柳拓監督自身がUber配達員として働く様子を自撮りしたドキュメンタリー。
山梨で運転代行の仕事をしていた青柳監督はコロナ禍で失業、家族の反対を押し切って仕事を求めて上京、Uber配達員になるお話。

まず、山梨からママチャリで東京に来るガッツが凄すぎる!元気があれば、何でも出来る!!byアントニオ猪木 は本当である。
詳細は割愛するが、Uberの配達員、過酷過ぎ。400円で料理持って新大久保から中野坂上まで来てくれる。申し訳なさ過ぎてチップ払おうかな、と思ったりするのだけれど、払った試しはない。(ゴメン😢)
映画では、歌舞伎町にスタンバってて、数こなして稼いでた。
Uber配達員の裏側が見られて面白かった。

ただ、わたしが聞いたのは「Uber配達員が自撮りしたドキュメンタリー」との触れ込みだったのだが、青柳監督は芸大映画学科卒で映画の素養もあり、プロデューサーの企画から生まれた作品らしく、ドキュメンタリーというよりはモキュメンタリーかな、と思った。

上映後の監督のトークも面白く、「タワマントラップ」は勉強になった。
配達バッグに手売り用のパンフ入れて持って来てるところも、やはりガッツ溢れてる 笑

Uber配達員さん、いつもホントにありがとう!
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