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東京自転車節のYのレビュー・感想・評価

東京自転車節(2021年製作の映画)
5.0
結局、私たちは消耗品で使い捨てで変わりなんていくらでもいる。世の中はとても美しい言葉で、かけがえのない国民だの、あなたはかけがえのない人だの言うけど、本当はきっと変えなんていくらでもきくんだと思う。タワーマンションにびしゃびしゃになって満身創痍の状態で運んでいく姿はまさに富裕層の奴隷。馬車馬の如く、たったタピオカ1つ、ハンバーガー1つを必死になって運ばされる。金持ち達に。そうして貰える金額は雀の涙だし、お金の使い方が下手だから、また搾取されてしまう。監督よりも少し年下の年代ですけど、色々と胸に刺さりました。貧困なんだなぁ。本当に、この世は格差社会なんだな。奴隷目線から見た世界って感じの映画だった。多分、金持ちからしたら檻の中の動物を見るような映画になるのかな?
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