サンタバーバラ国際映画祭にて。
ミュージシャンのソール・ウィリアムズ主演、スコアも担当。
ジャマイカからの移民のアキラのニューヨークの少年時代とトロント現在を交互に、ギャング生活を強いられ抜け出せない男の姿を描いていた。
大人になったアキラはトロントでギャング生活、偶然関わったシェパード少年に自分の少年時代を見てしまう。
この子は自分と同じ道を歩んでしまうのではないかと気にかけ救おうとするのだけど。
運命や宿命ってやはりあるのかもしれないね。単なる偶然と割りきればそう思えるが、アキラには思うところがあったんだろう。
ギャング生活、犯罪、大麻栽培等の裏稼業、本当は全うな人生や明るい未来を夢見てアメリカに来たのかもしれないが、移民の現実はそう甘くなく。貧困にあえぐくらいなら不当でも稼ぐしかないという決断に向かわせた環境、そのためには危険をいくつも潜り抜けなければならない状況。
シリアスなギャング映画、映像とスコアがとても印象的。