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Blue Island 憂鬱之島のSのレビュー・感想・評価

Blue Island 憂鬱之島(2022年製作の映画)
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学生の頃、文化革命で国家に失望して日本に来たと仰っていた中国出身の教授がいたのを思い出した。

日本の民主主義が、香港のように揺らいだ時、
自分は彼らのように懲役刑を受けた上でも、間違ってないと言い張れるほどに反旗を翻すのだろうか、と考えさせられた。

と同時に、なぜここまでの暴動を抑圧してまで、国家安全維持法を押し通したかったのかもう少し知る必要があるとも感じた。

印象的なのは、海で泳ぎ続けるお爺さん。反逆が許されない社会で、許される表現で叫び続けてる気がした。
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