こんぶ茶

そして、バトンは渡されたのこんぶ茶のネタバレレビュー・内容・結末

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

初めにこれだけ言わせてくれ。
石原さとみ、女神すぎる。優勝。
以下、クソ長感想文


みぃたんベースで話が進んでる時、血の繋がってるお父さんと別れて、梨花さんと暮らし始めたところあたりから、なーんか優子ちゃんと境遇似てる?このままじゃ一緒の感じになりそう…そして梨花さん子供を振り回して自分勝手すぎる…
なんて思ってたら森宮さんと再婚する結婚式のシーン。うわあここで森宮さんと結婚するのか~、え、そしたらみぃたんと優子ちゃん一緒に暮らすの?!え、しかもみぃたんってほんとは優子って名前なの?!名前一緒じゃん!!!(ここまで気づいてないのバカ)って思ってたら卒業式のシーンに切り替わって、同一人物ってことに気付かされてうわああ~~!そういうこと?!?!ってめちゃくちゃ驚きました。
まさか同一人物だとは思わなかった。ふたつの家族の話だと、時間が一緒に進んでると思い込んでたから、時系列バラバラで物語が進んでたことにびっくりした。

そして梨花さんはやっぱり病気だったのね…みぃたんにずっと長生きしてほしいのって言われた時の表情が迫真すぎて、絶対何かあるとは思ったけど…
だから、ところどころ帽子被ってたんだね。そして森宮さんと再婚したのはみぃたんを安心して預けられる、自分が死んだ後もちゃんと親を続けてくれる人を探してたからなんだね…つらい😢

自分の産みの親が離婚→再婚して、その再婚相手のところについて行って、別れた親がまた再婚したら、もうその家庭には戻れなくなるって考えると残酷で悲しい。

そしてラスト。優子ちゃんの結婚式のシーン。森宮さん含む歴代親達から早瀬くんへバトンが渡される時、うわあ~~、、良い(語彙力)って謎の満足感があった。


ただ、何個か気になる点もあった。
最初に優子ちゃんをいじめてた?2人が家の事情を知って、めちゃめちゃ急に仲良くなり始めるけど、リアルではこんなこと絶対ないやん…って思いながら見てた。しかも優子ちゃん、その2人と仲良くするんかーい!他の子もいるやん!!
あとは、大人になったみぃたん(優子ちゃん)のことを、血の繋がってるお父さんがまだみぃたんって呼んでいることがちょっとイタいと思って冷めてしまった…これくらいかなあ。


あとは、キャスティング最高でした。
石原さとみに田中圭、永野芽郁ちゃん、3人ともめちゃくちゃ好きだから単純に目の保養にもなった。みぃたん役の子も演技上手だったし可愛かった☺️
田中圭の料理してる姿、包容力爆発しててママになって…って思ったのは自分だけですか?


一緒に見に行った友達、まわりの人達はみんな大号泣。まわりが泣いてると妙に引いてしまって泣けないのなんで。涙腺もろい人はハンカチと替えのマスク必須です。

映画全体に散りばめられた伏線を見事に回収していって、2つの物語が綺麗に繋がって、ラストへの持っていき方、構成含め綺麗にまとめたなあという感じ。
原作も絶対読んで見たいと思ったし、全てを理解した上でもう一度見たいと思った映画。
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