きのぴそ

そして、バトンは渡されたのきのぴそのネタバレレビュー・内容・結末

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

こんなにも素晴らしい"演技"
永野芽郁、石原さとみ、みぃたん、田中圭、大森南朋

◎いい話、いいセリフ、いい演技
◯あまり演技についてつべこべ言うことはないが、本作に限っては「演技が素晴らしかった」と言いたい
◎もう安定感すら感じる主演永野芽郁、かわいいだけじゃないんだな、"泣き"と"笑い"、生活感、こりゃ相手役は大変だ
◎石原さとみが演じた"梨花"という"史上最高"とも言えそうな良い役、この役を演じることが出来るのは至極嬉しかったのではなかろうか、フィクションだからこその素晴らしい存在
◎"梨花"と"みぃたん"のシーンがこれまた良くて、この二人だからこその素晴らしいシーンだったように思う、石原さとみのタレント性も加味されることで良さが増す人物だったし、何よりみぃたんがある種の"ふり"として完璧だった
◯「なにかサスペンスな要素もあるのか?」なんて予告編を見ながら興味を惹かれていた本作、巧みな場面運びで人に希望を魅せる"すごくいいはなし"だった
◯辛くなると生きる意味なんてことを考えてしまうが、この映画においては誰もが誰かのために生きていた、田中圭が口にして話すわけだがコレもまたキレイなセリフなわけだ、人が生きるのは人のため、金八先生の「人と言う字は〜」ってやつも間違ってはいないわけだなー
◯合唱コンクールの本番でのあのワンカット、あそこにあのワンカットを入れるセンスに恐れ入る、素晴らしい
◯岡田健史の現役特撮ヒーローのごとき熱のこもったセリフ回し、今回はちょぴっと減点笑

本作の話の"良さ"は、実際に観ないとわからないだろう、人の口から聞いて満足しちゃうのは勿体ないです
きのぴそ

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