Belle自己満レビュー注意

そして、バトンは渡されたのBelle自己満レビュー注意のレビュー・感想・評価

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
2.2
うーん。小説で読むか映画で観るか迷った末に、石原さとみと永野芽郁が出てるならと鑑賞。
レビューをチラッとと見る感じ高評価なので期待して観たが正直残念すぎた。

叙述トリックもみぃたんの本名が明かされない時点で予想できてお粗末だったし、更にそこから2度目のどんでん返しがあるのかと思ったけど、後半にかけてのストーリー展開も特に面白みもなく苦しい時間だった。

最後にタイトルの伏線回収してたけど、
映画において1番大切なタイトルの伏線回収にしては
優子とハヤセの恋愛にドラマが無さすぎて鼻で笑ってしまった。
最後のハヤセの「そして僕にバトンは渡された」的な台詞も、
2人の恋愛に重みがない故に全然深みのないペラッペラなオチに感じて思わず苦笑い。

めっちゃ感動した…号泣した…みたいなレビューが多かったから、その点でも楽しみにしてたけど、結局登場人物を殺せば皆んな感動するっしょ?泣くっしょ?って感じの展開だったのも残念。
人が死ねば感動のオチに持っていけるみたいな安易なオチの付け方、最近多い気がしてゲンナリ。

小説の方も高評価だから、
小説で読んでたらもう少し違った味わいがあったのかしら…
それとも私が捻くれた見方しか出来ないせいかしら…
何はともあれオチを知ってしまった今小説も読む気にならないし、2時間強集中して観てただけにだいぶ残念でした…。