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みんな我が子のlemmonのレビュー・感想・評価

みんな我が子(1948年製作の映画)
4.0
素晴らしく登場人物たちの印象が前半後半でがらりと変わる。サスペンスだねえ😏。


真相が分かれば分かるほど、道徳的に受け付けない部分があらわになり、普通なら人間同士距離ができてきそうなもんだが、逆に、真実と向き合うことでグッと距離が近づいたかのような印象。
が、これまた心の距離が近づき、道徳心が芽生えると一緒にはいられない、いてはいけないと真面目に考えてしまう。矛盾😖。

タイトル「All my son」が鮮やかにラストを飾る。21人、それぞれにね。。。🥺


エドG流石。
ランカスター、ハワードダフも良かった。
マンディクリスチャンズの最初精神的に不安定だった母親も、後半に向けてとても重要な立ち位置になって印象に残ったなあ。


過去の事件の真相解明にニューロティックサスペンスも絡む。
人間ドラマの要素も強い。
面白かった😊。



戦闘機の工場を経営するジョー。

ジョーの二人の息子のうち弟は戦争で亡くなる。
母親はその事実を認めない。
兄が弟の元恋人アンを婚約者として呼び寄せるが、アンの父親は、ジョーの工場で働いていたが、過去あった事故の裁判で有罪となり、服役中。

二人の婚約、街中の噂、疑いの目。
過去の真実が浮かび上がってくる。
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