ロベール・ブレッソン監督作品!
ブレッソン作品をスクリーンで観る喜び。
昨年は『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』もリバイバル公開されて喜んで劇場へ駆けつけていた!
作品はどれも面白くて楽しいとは言えないのですが笑
素晴らしい体験でしたね。(^^)
シネマトグラフ。
ブレッソンの作品は素人俳優(モデルと呼んでます)を起用し過度な演技を排除、自然な動物の鳴き声物音など環境音や劇中では伴奏としての音楽が使われています。
この作品以降に確立されたシネマトグラフという概念ということです。
『少女ムシェット』と本作の原作者であるジョルジュ・ベルナス。
どちらの主人公も信仰や生きる苦悩を自身で背負いながら様々な人間たちと出会い絶望的な最後を歩んでゆく業に囚われている主人公達の物語。
ブレッソン監督は主人公の若い司祭が綴る日記を通して司祭の純粋な信仰への迷いや懐疑それらを乗り越えようと苦悩する生き様を淡々と描いている。
劇場内にぴーんと緊張感が漂い圧倒的な世界観で画面に釘付けになってしまう。
Blu-ray放置してましたけど70年を経ての劇場公開なんて銘打たれたら駆けつけます笑
小難しいことはさておきブレッソンの世界をまだ体験してない方是非!
傑作揃いですよ〜(^^)
良か映画!