ゆう

太陽とボレロのゆうのレビュー・感想・評価

太陽とボレロ(2022年製作の映画)
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檀れいと石丸幹二を筆頭に豪華なキャスティング、そして猛特訓の末に演奏を披露した俳優陣。
そしてこんな町に住んでみたいと思わせる山々に囲まれた晴れた空が良く似合う風景がとても素晴らしかった。

ストーリーはお粗末。
檀れいパートがあまりにも多く、どこかで見た事あるようなストーリーで檀れい演じるキャラクターがフワフワしてどんな方なのかわかりづらいのに時間を多く割かれている。
逆に実際の演奏者たちのパートはざっくりでそれぞれのドラマも薄く、"18年間"という歴史がなんとな~くでしかわからないので解散コンサートの感動も熱量が低かった。
もっと広げられるじゃん?!という伏線もあまりにも雑な回収。

何より、133分もの上映時間なのに14分のボレロをフルでやらないだと、、、?!
いや、やっていたのかもしれないけど、解散コンサートにいつの間にかフレームインしてる感じだから気付いたら始まってて気付いたらボレロも1/3終わってるって感じでコレはない。。。

ストーリーに関しては全てが中途半端な作品で残念でした。

最後にもう一度だけ、俳優陣は素晴らしいんです。
ゆう

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