なんだろう…私これすごく好き。

突然の母親の死によって二人で生きていかなくちゃならなくなった兄弟の話。

上手いんだよなあアーロンすごく。

描写はさらっとしてるけど、兄のダニー（アーロン）は18歳。DJっぽいことしつつ音楽とセックスとドラッグに逃げちゃうんだよね。
弟はマネキンを母代わりにして自分の世界に閉じこもる。
二人とも悲しいの。

全編通してアーロン（ダニー）の演技がしみじみとよくて…。弟ジャック役のトーマス・グラントも。だからシリアスなシーンがそれは辛くてせつないんだよね。
二人ともお互いが大切なのがわかるから余計に。

ソーシャルワーカーにジャックのfoster family（里親）を見つけて欲しいと頼むシーンのダニーがしみじみと辛くてせつなくて…。（アーロンの演技が素晴らしい）

ラストはちゃんと希望が持てるし、その
ラストへの流れもいいと思う。

この兄弟のこと、これから先もふとした時に思いだしては＂どうしてるだろう＂＂もう辛くも寂しくもないよね？＂って確かめに行きたくなってしまいそう。

あ、そうそう。音楽もとてもいいんだよね。オリジナルスコアも好きだけど、合間に差し挟まれる既存の曲も好き。3曲ほどダウンロードしてプレイリストに加えたくらい。




（filmarksさん、リクエストに応じてくださってありがとうございます）