とし

映画ざんねんないきもの事典のとしのレビュー・感想・評価

3.4
その昔、自分が小学生から中学生の頃、友達がこの原作本を持っていたような気がしたのだが、その頃このシリーズはまだ発売されておらず‥‥。
友達が持っていたのは早川いくをさんの「へんないきもの」で、どうやらそれと混同していたらしい。
というわけで原作未読、TVアニメ未鑑賞。

「ざんねんないきもの事典」という名の通り、生き物たちの知られざる残念な生態が紹介されている。そして紹介されている生き物自体はマニアックなものではなく名前のよく知れた生き物たち。
子ども向けではありながら、大人も「へぇ〜」と思える。

上映時間が1時間半でだいたい30分ずつの3作品オムニバス。

「ペンたび」は「紙兎ロペ」感あるなーって思ったら、もともと「紙兎ロペ」を作っていたウチヤマユウジさんの作品だった!
「バイオロギング」については平成28〜令和2年度の5年間、光村図書の中学2年生の国語の教科書に「生物が記録する科学 ―バイオロギングの可能性」という説明文が掲載されていた(令和3年度以降の教科書では巻末の資料として掲載)ので、この5年間で中学2年生を通過していればお馴染みの言葉になっている人も多いであろう。
ペンギンがしれっと人間と会話していたり、スマホを契約していたりと、3本の中では「ペンたび」が1番のお気に入りだった。

EDまでざんねんな情報がたくさん紹介されていたのもよかった!

24-72
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