キャシー

泣いたり笑ったりのキャシーのネタバレレビュー・内容・結末

泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

トニがクズすぎてびっくりしてしまった。てっきり歳の差+同性の結婚を家族が受け入れるまでって言うテーマの映画かと思ってたのに、それどころじゃなかった。
恋愛は自由だけど、自分の蒔いた種には責任を持て……自分のじゃなくても子供には大人としての責任を果たせ……
謝罪に来たはずなのに別の娘とごっちゃにしてペネロペが話せない言葉で話しかけるってどう言うこと……??本当にこれまで一度も関心がなかったんだろうな。そりゃペネロペも精神不安定になりますよね。
ペネロペはなんで最後協力する気になったんだろう。トニに期待するだけ無駄だと諦めがついたのかな。オリヴィアの境地に辿り着けたってことかな。懸命な判断だと思う。ペネロペ、カルロみたいないいお父さんができてよかったね。
恋多き男とか言いながら娘に手伝ってもらわないと仲直りもできないトニほんとどうかと思う。ペネロペのありがたみを理解しろ!!仲直りの場でディエゴに注文付け出すし。本当に親に向かない人間なんだな。
幼い子がいるからって再婚を控える必要は全然ないと思うけど、トニはディエゴの為にはならない相手だと思う。ディエゴと同じ土俵でカルロを取り合う未来が目に浮かぶぞ……ディエゴの今後には不安しかないけど……カルロがいるから大丈夫だといいな。カルロと亡くなったお母さんに十分愛情深く育ててもらったのか、自他の境界をきちんと分けて、適度な距離で親と関われそうな子だし。
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