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決戦は日曜日のu1のネタバレレビュー・内容・結末

決戦は日曜日(2022年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会にて視聴、ありがとうございます。

コメディということで、政治の話はエッセンス的かと思ってましたが、バチバチに政治の話でした。

どこまでが、事実かはわかりませんが、政治の腐敗と選挙の無意味さを嘲笑うような内容。

前半が宮沢りえ演じる川島の人間性の紹介だが、これがムカつく人物で全く好きになれない。

途中、川島が各々を「かくかく」と間違って読むシーンが出てきてそれを取材陣がクスクス笑うシーンが出てくる。これがコメディなのだとしたら、非常に不愉快なシーンだと思った。川島は腹立たしいキャラだが懸命にやっているし、そのなかで単に無知ゆえに読み違えてしまっただけなのだ。それをバカにし笑われるシーンが面白いシーンと捉えている人も多く残念な気持ちになった。

人をバカにするのがコメディではないし、ピエロは演じるもので、ピエロにさせられるのは喜劇ではなく悲劇だ。

その後、政界と選挙の腐敗の説明が続くのだが、これもまぁ、苛立たしい内容が続く。

いつコメディがはじまるんやと観ていたら、後半30分くらいでそんな感じになる。

そこからは、まぁまぁおもろいんですが、それでも、1時間以上はイラつく映像が続くし、でてくる人物の多くは腹立たしいかったのでプラスマイナスで、マイナスの方が大きい。

それがおもしろさに繋がったり、政治の老害たちがざぁまな展開になれば良いがそうもならない。

最終的な視聴後感はとってつけたように、良くしているが相対的にはいまいちな内容だったと言わざるを得ませんでした。

一番の感想は、よくしっかり、取材したんだなってことかな。

秘書のキャラも役者も良いアジは出してたし、それだけでもってるところは称賛すべき点ですね。

試写会でみせてもらったってことを加味しても、2.5点しかつけられないのが、残念です。

コメディって売りじゃなければ、もう少し別の楽しみ方ができたんでしょうが……

また、オンライン試写会の環境が非常に悪いです。これは映画内容とは関係ありませんが記載させていただきます。


①音量が小さすぎる。プレイヤーの音量、本体PCの音量ともにマックスにしてもスピーカーからはセリフが聞き取れないレベルでの音量の小ささでした。テストしてるとは思えません。ヘッドフォンにして、プレイヤー音量共にMAXにしてやっと普通に視聴できるレベルの大きさで、試写会として最低レベルの音源でした。

➁フィルマークのロゴが画面を終始流れる。オンライン試写会の違法アップロード対策なのだろうが、画面中央を左右に永遠にロゴが流れる状態というのはいかがなものだろうか?画面右上のIPアドレスの表示だけでは切られて対策にならいということだろうか?以前はこの場所にフィルマークのロゴの表記があったように思うが、カットしてアップする阿呆が現れたせいなのか、対策のためとは言え残念な変更点だったと思う。映像を大切にしているサイトの対策としても理念的にも映像作品を無下にしていると思わざるを得ませんでした。どうすれば良いか難しい問題かと思いますが、地方ですと東京の試写会に参加することが難しく、オンライン試写会は素晴らしい取り組みだと思うので、何か良い方法はないものだろうか?一部の不法行為を働く輩のために、不利益を被ることに不快感を禁じえませんでした。
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