20世紀最高のソプラノ歌手マリア・カラスと、海運王オナシスとの恋。その後の悲劇的な展開含めて有名な物語だけど、ふーんなるほどこうだったのね、と改めて勉強になりました。
オナシスが身勝手でカラスが捨てられた、という認識でしたけど、カラスも言ってたけどなんだかお互いに「間違えた」感じがする。似たもの同士だったのではないかな〜。ギリシャの島や白壁の街並みが素敵だった。
カラスも良かったですが、オナシス役の男性が、ジジイなのに妙な色気があり、こういう男ってモテるよなと思いました（注：金があれば）。
マリア・カラスの物語といえば、大好きな作品でわたしのフィルマ第一発目にpostした『永遠のマリア・カラス』があります。
これは、オナシスに捨てられ、札幌公演を最後にステージを降り隠遁生活を送っていた頃のカラスのお話。ファニー・アルダンがこれまた似ていないマリア・カラスを演じているのですが、さすがアルダン。彼女がだんだん晩年のカラスにしか見えなくなる。ちょっとファンタジー入ってますが素敵な作品です。
