これはHIDOI
タイトルが「ザ・トレジャー・ハンティング」なのに彼らがハントしたトレジャーは「病衣1着」ってなりそうなくらいハンティングしない。
まぁ、そういうタイトルと内容が全然違うのにはもう慣れましたよ・・
けど、それにしても全体的に酷い。
村で発生している謎の奇病に悪戦苦闘している看護チームと、宝の地図を元にハンティングするチームの二つに分かれてるんだけど、看護チームの描写が8割。タイトル変えよう?
そしてこの二つがどう絡んでくるの?って話。
一応、絡むようにはなるんだけど、力のパワーでねじ伏せる時代はまだ続いてたんDAZEってくらい強引に絡める。
撮影と同時進行でカップ麺食べながらシナリオ作ってたの?ってくらい強引。力こそパワー!!
まず医者に患者の血液検査を禁じるってのがもう無理あるよね。
巨大な無数のかつらがファンタジーチックな巨木の上空を舞う映像がアイキャッチ的に挟まるんだけど、コレを3回も見せられてごらんよ。何なのこれ?アデランスのCM?
黒幕の手下が捕まった時のその説明口調たるや。
もうね、黒幕の狙い、事の真相を丁寧に次から次へと喋る喋る。私たち視聴者に向かってご丁寧にどうもどうも。何だコイツ。
ハンターチームが日常会話で「装備の確認をしてくる」とか言うの面白すぎる。RPGかよ
そんなハンターたちが目的の遺跡発見して扉開ける時も、全く知性を感じられない運ゲーチックな謎解きするの好き
で結局その遺跡入って何だったの?ってのが一切語られないところも大好き。あーもうめちゃくちゃだよ!
ラストもホント凄まじい。というかラストが一番ヒドい。
監督の「早く終わらせてボウリング行こうぜ!俺これを最後にもう映画作るの辞める!」って気持ちがひしひしと伝わってくるかのようなぶん投げ感。
このままいったら★1.2かな~って思って観てたらラストが想像以上に極悪だったので久々の★1.0。本当にありがとうございました。
お気に入りは冒頭の蝶野さんと、「向こう(人気のないところ)で話そう」と言って2歩進んだところで話始める医者のシーンです。