再鑑賞。
珍しくセガールさんが脚本を書いた本作。
主人公ボビーが入っている捜査機関ですが、どうやら架空の組織で実際には存在してないみたいですね。
各国の捜査権限がありますから、いきなり人の国の麻薬捜査の全権をにぎるなんてそうそう出来ないですよね…。
セガールさん脚本だけにご都合的なところは多いです。
テンポは意外と良く進んで行き、飽きが来ない展開。
この時期は太り過ぎでアクションのキレもやる気も無かったセガールですが、本作は久しぶりにキレのある動きを披露。
当然、スタントマンは使っているし、見せ方で誤魔化しはありますけどね(笑)
アクションは格闘アクションがメインなのでカーチェイスや爆発などそんなに激しく派手なものはありません。
ストーリーもテンポは良いですが、捻りも無く内輪揉めから展開していくので読めてしまうし驚くような展開ではありません。
これまでの主演作では正義一直線の役が多かったセガールさんですが、本作では復讐のためとはいえ、麻薬組織のボスと共闘して最後はなんか分かりあった感じになる珍しい感じ。
B級アクションと割りきって観ればそれなりに楽しめる映画だと思います。時間的にもそんなに長くないので、サクッと観られると思います。