Rodriguez

シリアスマンのRodriguezのレビュー・感想・評価

シリアスマン(2009年製作の映画)
4.2
「いつだって物事があらぬ方向に進むんだ」と、最近になって数多くの問題を抱える事になってしまった主人公である大学教授が愚痴る。
ユダヤ人コミュニティと宗教を軸とした人生の一コマにしては主人公が可哀想過ぎるな。
真面目に真面目に生きているのに。
コーエン兄弟らしいメチャクチャ不条理でクウォリティが高いシリアスコメディ。
製作年度としては「ノーカントリー」「バーンアフターリーディング」に続く作品。
作風の変化が凄い。
そして良からぬ事態が想像出来るラストシーンの終わり方もたまらなく不条理。
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