Rodriguezさんの映画レビュー・感想・評価

Rodriguez

Rodriguez

マイ・スパイ(2020年製作の映画)

3.5

サクッと観れたし、そもそもが期待薄だったから観終わった後の掘り出し物感も高い。
大変良いコメディ。
バウティスタについては次期ドウェイン・ジョンソン化に期待出来る逸材かも。
007スペクターでの屈強過
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シルクロード.com ―史上最大の闇サイト―(2021年製作の映画)

3.8

日本流に言うと『昭和な刑事』が主人公。
捜査にしくじった為、ITスキル無しにはままならないサイバー捜査部門に異動。
しかし持ち前の『感』を駆使して新興NETドラッグディーラーに辿り着くのが凄い。
NE
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.9

イギリスらしいスケールと歴史も学べる秀作。
アーサー3世の死と遺体が謎である事は英国人なら周知されているのですね。
一介の主婦が500年もの間行方不明だった王の遺骨を探し当てるんだけど、手柄を大学側に
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LBJ ケネディの意志を継いだ男(2016年製作の映画)

3.6

ケネディ暗殺により大統領に昇格した男の苦悩が偲ばれる。
史実に基づく伝記映画。
ケネディ実弟のロバートって司法長官として、ホワイトハウスでああいう立ち位置だったのねと勉強にもなります。
彼もまた42歳
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.5

公開初日のシネコンは間違いなく大スクリーンなので良いです。
待ちに待った続編は、アメリカの批評家達からはよく分からん評価だったのと、Filmarks平均も現時点で前作▲5点というから少々不安だったけど
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

長尺(166分)でも描き足りないと思われる。
芸術的宇宙戦争映画。
これほどの映像美は、やはり公開時に劇場で観るべきだった…と後悔。
ストーリー、初見ではよう分からんが。
レア・セドゥ、シャーロット・
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.7

群衆を統治する雰囲気が世紀末というよりローマ時代か?といった軽く4千年は逆戻りしている世界観が渋い。
思ってたよりアニャの出番が少ないねえ、という感想。
とても良いSFを顔してるから、チラッとサプライ
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

2.3

神々と超特殊能力集団主体なので中身はないがCG、VFX映像は何でもあり。
少々不快に思うほど街や部屋、壊し過ぎ。
ドウェイン・ジョンソンらのこういう超人役の俳優って、ドラマ性の薄いVFX主体の作品で「
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

3.8

作風のクセが半端ないヨルゴス・ランティモス監督の最新作をタイミングよく劇場で見れた。
シネコンのくせに初週から小スクリーン、というのは仕方ないが。
164分という長尺だけど、約1時間ずつ3章構成のオム
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.7

マ・ドンソクの安心感無しには見ておれん凶悪犯罪の残忍さ。
今回も拳銃ではなく刃物中心の凶器が恐ろしい。
でもまあ三作目になると凶悪犯人の殺戮手法も少しはソフトな演出になっとるね。
願わくばワイスピみた
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

基本的には科学者の伝記映画なので原爆発明の事実等、過度に身構えることなく鑑賞できたのもクリストファー・ノーラン監督の手腕と素晴らしい俳優陣が織りなす歴史サスペンスに仕上がったS級タイトルゆえ。
これも
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.5

タランティーノ好きにはたまらんドキュメンタリー。
一応通算9本、監督した事になるから、公言していた10作で引退は惜しいというか、もっと撮れよなという期待。
このドキュメンタリーではミラマックスのワイン
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.8

監督作としては『ANNA』以来、四年振り。
監督としても脚本家としても、毎作ソツの無さは見事。
本作、超絶不幸な生い立ちから成る犬使い青年の人生ドラマ。

【少しネタバレ】
施設に暮らす彼に舞台演劇の
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.3

敬遠しがちな脳筋映画か、と誤解していた。
これは現代版『シェーン』ですね。
おまけに舞台がフロリダキーズ。
スカっとしました。
MGMという老舗の一流スタジオもAmazonに買収され、コンテンツはこの
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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.6

約30年も前の作品だが古臭さを感じない、会社員ブチ切れムービー。
暑いし渋滞だし車のエアコン故障だし商店の店主は英語喋れないしバーガー屋のブレックファストは5分前に終わってるし、おまけに失業中してるし
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87分の1の人生(2023年製作の映画)

3.9

重くも幸せなヒューマンドラマでした。
フローレンス・ピューの熱演もさることながら、燻し銀モーガン・フリーマンの深い深い演技が炸裂です。
モーガンはこういう役柄が一番しっくりくるので、諜報組織やテロリス
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インスティゲイターズ 〜強盗ふたりとセラピスト〜(2024年製作の映画)

3.1

ゆるーーーいクライムコメディでした。
尺の前半で寝落ちするところだったが、後半から持ち直し、まあまあ面白い雰囲気に。
ボーンシリーズとは全く異なるグダグダ系。
こういう中ぐらいの作品は以前であれば劇場
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13デイズ(2000年製作の映画)

3.9

1962年のキューバ危機を学べる歴史お勉強サスペンス。
ケネディ大統領の弟もあの頃、頑張っていたのだね。
ケビンコスナーは適役でした。

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

3.9

金曜ロードショー等で何度も放映していた筈だけど、長尺ゆえに90分程度のお茶の間版では魅力が伝わらなかったみたい。
ヒッチコックのサスペンス金字塔という感じでしょうか。
時代の古臭さを楽しみながら、ロー
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.5

【一応観た記録】
これは劇場で観るべきでしたね。
このリブートシリーズ、いつかはチャールトンヘストンのテイラー船長と交わるんだろうか。
そして『続』での地底人核爆発のくだりと『新』での現代にワープとい
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サイエン 最後の戦い(2024年製作の映画)

2.4

【一応観た記録】
観てる人、少な過ぎ。
三部作の完結編。

サイエン 復讐の森(2023年製作の映画)

2.5

【一応観た記録】
珍しいチリ作品。
原住民マプチェ族の主人公が環境テロリストとして頑張るシリーズの序章でした。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.0

【一応観た記録】@TSUTAYA
復活ですね。
殺戮アクションは相変わらず。
真田広之やらスタイリッシュな組事務所にスタイリッシュな構成員は外国人の思う日本なのですね。

ドミノ(2023年製作の映画)

2.7

【一応観た記録】@TSUTAYA
凝っているし、確か『インセプション』並のVFXだったけどストーリー全く思い出せない。
時間置いてサブスクで観直します。

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.0

【一応観た記録】
このシリーズは初見でした。
いわゆる『脳筋無双映画』ですかね。
何も考えずに観れるのが良い。

ネイビーシールズ ローグ・ネイション(2021年製作の映画)

3.0

【一応観た記録】
あのスターウォーズ超名作タイトルがサブタイトルに付いていたので気になったけど、観終わって理解しました。

フランティック(1988年製作の映画)

2.2

この豪華キャスト&B級感は『ナインスゲート』に引き継がれてるし。
公開当時に観ているけど2024年に観るとかなり辛い。

ナインスゲート(1999年製作の映画)

2.5

【一応観た記録】
ポランスキーは作品により優劣の乖離が激しい。これは劣の部類。
このB級感はなんだろうか。

ハイネケン誘拐の代償(2014年製作の映画)

2.5

【一応観た記録】
グダグダ系犯罪チームと何故か名優起用のサスペンスでした。

エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

3.6

37年前の名作ミステリー。
観るの何度目だろうか。
ミッキーロークがまだ普通なのと、ロバートデニーロの茹で卵の剥き方が変なのと、記憶喪失系ドンデン返しの結末が哀れなので、いまだに楽しめる。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.8

命を賭けた諜報活動。
北、怖い怖い。
実務担当者同士の友情もありの良作でした。

フォールガイ(2024年製作の映画)

4.0

コメディ系アクション映画としてパーフェクト!
劇場で見る楽しみを感じる一本でした。
オープニングからの『ラビングユーベイビー』も最高だし、
カジノロワイヤルを上回る車の横転世界記録
地獄の黙示録ジョニ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

渋谷エリアでのひと仕事を終えた帰路の首都高ルートも忠実に。
江東区(おそらく亀戸)のアパートで夜明けと共に起床、自販機で缶コーヒー、ランチは神社境内でコンビニサンドイッチ、仕事を終えチャリで銭湯〜浅草
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.0

A24制作
近未来が舞台のSFヒューマンドラマ。
コリン・ファレルの演技幅に感服ですね。
登場する育児ロボットはブレイドランナーのレプリカント系なヒューマンスケールな奴。
家族愛が詰まった静かな静かな
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天才ヴァイオリニストと消えた旋律(2019年製作の映画)

3.9

ポーランドからロンドンに音楽留学でやってきた天才バイオリニスト少年と、受け入れた裕福な家族。
受け入れ家族の少年と同年代だったので兄弟のように育つが、その間、ナチによるワルシャワ侵攻によりユダヤ系の少
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