シリアスマンの作品情報・感想・評価

「シリアスマン」に投稿された感想・評価

次々と起こる、全然ドラマチックじゃないけど地味に重い問題を抱える主人公が不憫でしょうがない。だけどなぜだか笑えてくる。ラリーが抱える問題はほとんどが理不尽なモノなんだけど、なんとか解決しようともがく様が哀れで滑稽だった。最初から最後まで救いはないんだけど、不思議と「バッドエンド」という印象はなくて、なんていうか「しょうがないか」という諦めに近い感覚を覚えた。映画自体がすごく静かで地味なので、一歩間違えればすごく重たい雰囲気になりそうなんだけど、そこのバランスが絶妙だと思う。ユダヤ教の知識がもう少しあればより楽しめたかもしれない。
tama

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2.5
アメリカのユダヤ人、ユダヤ教の中でマジメに生きても予測不可能な災難は容赦なく降りかかる。見終わった後、暗い気分になった。最後に最も険しい災難を予感させて終わり。救いのなさは他のコーエン兄弟の映画の中でも一番。
yoruichi

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3.0
ユダヤ教のヨブ記。不条理な事があっても受け入れろという教え。無理だわ〜笑。反撃して欲しくなる。
YellTao

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3.0
『あなたに起きることすべてをあるがままに受け入れなさい』…人生は不条理だ。

結末のない終わり方が不快ではなく とにかくシュールで、これで良かったと納得させられる。
ロジャー・ディーキンス氏の撮影は光と影の表現が本当に素晴らしいし、Jefferson Airplaneの『Somebody To Love』の絶大なる効果。
ストーリーは好みが分かれるところだけど、才略にたけたユニークな作品だ。
くぅー

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3.8
ある意味、不真面目に唐突に終わらせるあのラスト、根こそぎかよ!とツッコミ入れたくなるほどに超シュール…そう、コーエン兄弟監督作品では相当に地味ながらも、コクとアクが強烈で、真骨頂のブラックさが特に際立つ仕上がり(笑)
何と言うか、貧乏神に取り憑かれて転落して行くが如く…大小の想定外のトラブルが続く中で、何人かのラビに相談するが、“神は何処へ?”と無意味な回答で、いつの間にかズレた人々にずり落とされてる悪魔の主人公を笑うしかない。
♪Somebody To Love…なるほどである。
Ryuji

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3.5
理不尽すぎて腹立ってくる。とくに嫁とサイのくだり。てか、ラリーもっとしっかりしろよと。せめて、最後スッキリできたら良かったんだけど。宗教のこととか分からないので結構難解。
rage30

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コーエン兄弟らしい厭世観のある、ダウナー・コメディー。

主人公が様々な災いに遭うのだけど、テンポが良いから悲嘆にくれる暇さえないし、むしろその不幸ぶりが段々と面白くなってくる。

「酷すぎて笑うしかない」そんなコメディーが好きな方にオススメ。
大学教授で真面目な男に降りかかる数々の災難。学校では韓国系の学生に成績を上げろと賄賂を渡され、隣人は敷地の境界線を越え芝を刈る。家では無職の兄が居候、妻に離婚したいと言われ、再婚を考えてる相手もいる。その男は知り合いで、なんかしらんが兄と家を出て行くハメに。という悲惨コメディ。ちなみにジャケの目線の先にはお隣のマダムが裸で日光浴しておられます。

聖書あるしヨブ記読もうかな。何ページ目だよ!

観終わったらSomebody to love を聴きまくりたい!

40代の家庭持ち、教授職の安定している男が周りの行動によって徐々に破滅していく。
奥さんは離婚して知り合いと再婚しようとするが再婚相手が他界、子どもたちはマリファナ、弟は違法カジノと違法男娼行為。生徒の1人に賄賂を渡されて単位を与えるよう脅される。
ユダヤの神父、ラビに頼ろうとするが、無関心。仕方ないだろ気にすんなよ、って馬鹿にされる。
弁護士にも相談するが相談料ばかり取られて何も解決しない。
真面目に生きてるつもりだが、ことごとく周囲のポンコツにダメにされる。思い通りにいかない。最後は自分を曲げる。そして最悪の結末に。嘘じゃろ!

いつだって物事があらぬ方向に進むんだ。
みんなが答えを求めているが、神は答える義務がない。
神はクソさえ与えない。
santasan

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3.5
次々と笑えない不幸に襲われるマジメな主人公…なのに思わず笑ってしまう。落第学生の成績表と鉛筆片手ににらめっこする時の異様なまでの緊張感!?編集のうまさが光る。さすがコーエン兄弟。
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