Shirorin

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)のShirorinのレビュー・感想・評価

4.3
1969年といえば、ウッドストックが開催された年。160キロ離れた場所で行われたもうひとつの歴史的音楽フェスティバル「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」またの名を「黒いウッドストック」にスポットを当てた音楽ドキュメンタリー。

ニューヨーク・ハーレムにあるマウント・モリス公園で、6週にわたり、なんと無料で行われたというから驚き😵‼️

いきなりスティーヴィー・ワンダーのドラムで始まり、B・B・キング、フィフス・ディメンションと私でも知ってる面々にテンション上がる😆⤴️⤴️

オープニングからタイトルが出てくるまでのところ、そしてエンドロールもオシャレ。

フェスのお客さんは思い思いのオシャレをして来ていて、みんな笑顔でノリノリで楽しそう😊

アーティストたちも、民族衣装や、カラフルなドレス👗👗👗、水色のシャツに白いスーツとか、イエローのブラウスにブラウンのスーツ(スティーヴィー)とか、色遣いのセンス上級者過ぎるやろ😆


1960年代はケネディ、マルコムX、マーティン・ルーサー・キング牧師などが暗殺された激動の時代。そんな背景に想いを巡らせながら、音楽が人々の心を動かし、一つにした様子を目の当たりにしたら感動せずにはいられない🥺

ニーナ・シモンが強く鍵盤🎹を叩きながら歌い上げた「To Be Young、 Gifted & Black」の歌詞に、黒人としての魂の叫びと威厳を見た。

BLMムーブメントに関心が寄せられてる今、この映像が50年ぶりに日の目を見るということに大きな意義を感じる。
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