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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)のレのレビュー・感想・評価

4.1
テレビなどで安易に使用される「音楽の力」という安っぽい言葉にはうんざりしてしまうが、この場、69年のハーレムには確かに音楽と人々がもたらすエネルギーのようなものがみなぎっていた。50年を経て、今のこの状況で観る意義のある映像だったと思う。

当時の人種間の断絶や社会状況を完全に理解することはできないけれど、そうした諸々を超越してスライやニーナ・シモンのパフォーマンスは改めて凄まじいと感じた。
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