Shun

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)のShunのレビュー・感想・評価

4.0
1969年夏に開催された、「ブラック・ウッドストック」ことハーレム・カルチュラル・フェスティバルという黒人音楽フェスにフォーカスした音楽ドキュメンタリ映画。

…などと説明すると魅力が下がる気さえするな。

個人的には、黒人差別やその歴史は、どうしても他人事になってしまうと感じている。どうでもいいというわけではないし、許せないし、繰り返してはいけないと思いはするけど、どうしても心の底から理解するということができない。「わかってるフリ」「わかろうとしてるフリ」にしかならない。

そんな自分でも、この映画で観れるパフォーマンスがとんでもないことはわかる。
そしてこの映画が、この知られざる音楽フェスを今の時代に甦らせたことには、映画という媒体の本来持つ力も感じる。
できるだけ、多くの人に観られるべき。
Shun

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