このレビューはネタバレを含みます
誰か誘って劇場で観ようと思いつつ、タイミング逃し続けた作品。
ひとりでU-NEXTで観てよかった…
『街の上で』の萩原みのりのブチ切れ演技が大好きだったから観たけど、それどころじゃなかった。
怒りの演技の幅がエグい。
犯した罪からは、当人に死ねと言われて死ぬ、それ以外では逃れられないと思う。
自分から望んで不幸になったとしても、自分の意志が介在する以上はある種の幸せとも言えるから、与えられた悲劇からしか本当の不幸、つまり贖罪にはならないんじゃないか。
だから布施野は死んだんだと思う。
死んでてほしい。
僕も最後は死ぬんだろう。