成れの果ての作品情報・感想・評価

「成れの果て」に投稿された感想・評価

oVERSON

oVERSONの感想・評価

4.1
もっと主人公中心の展開で良かったと思う。萩原みのりはもの凄い俳優。
2022-36
萩原みのり主演って聞いて見たやつ。

萩原みのりと柊瑠美のがんばり映画。
けど同性愛者の描き方と性被害の描き方がわりといやかも。
終盤ある人物のひっくり返しがあるんだけど、そこはおもしろかった。

主題があれなので、小夜の選択が飲み込めない描き方になるのはまあしかたないんだろうけど、エイゴの後半の描写がけっこうしんどい。
復讐の計画の方法があの方法なのはまあよくはないけどいいとして、エイゴがあれに手を貸す理屈がまじでわかんない。こわもてだが正義感があり繊細なところもある人物として見ていたので、なんであの行動ができたのか謎すぎた。基本的には上記の性質だが頭に血が昇るとなにをするかわからない人だったとか、元の犯罪行為を常軌を逸して憎む人だったとかで飲み込むしかないんだろうか。最後の退場の仕方も、正直物語の都合上に思えてならなかった。

地方都市閉塞あるあると、腑抜けども、悲しみの愛を見せろみたいな感じの姉妹間の確執モチーフは普通におもしろいとは思う。出てくる全員がしょうもないのもよかった。主人公姉妹もたいがいだが、それ以外の登場人物はかなり薄っぺらいしむちゃくちゃ。秋山ゆずきの役とかかなり笑える。
『街の上で』の萩原みのりさんの演技が光る映画だった。ラストの落とし所はなるほどとは思ったものの、登場人物を“クズ”で描こうとするあまり人物造形が定型すぎる感は否めない。
しお

しおの感想・評価

3.1
舞台っぽいです。面白かったです。
乱暴な言い方すると、萩原みのりさんの魅力だけで乗り切ってる感じですね。
sk2

sk2の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

最近よくある田舎の閉塞感だな。
新しいネタがないから何年も前のレイプ事件をこすられてるという。
若者が少ないからこその恋愛のままならなさ。
舞台の映画化ということで親世代が出てこなかったのがもったいなかったな。
男の心理はよく分からんかった。
最後の柊さんが良かった。
萩原みのりさんは通常運転。
RAOHAN

RAOHANの感想・評価

3.5
萩原みのりさん主演て事で是が非でも観たかった一作

これ程苦しくなる映画は久しぶり
執念のような演技が鮮明に残ります
睨むだけでもただただ凄い

萩原みのりさんの眼と最後のあすみの爆発
そして作家気取り大福クソ娘が見所です👍
ある夜、姉が意を決して妹に告白した結婚の報告から不穏な空気が最後まで漂い続ける、息苦しさが興味を掻き立ててきて観ているこちらの本性まで露になる重量級ヒューマンドラマ。
とある地方都市の狭いコミュニティを舞台に、どうしようもない柵と閉塞感の中で繰り広げられる人間模様。心の奥底に澱のように沈んでいる、ドス黒い人間の本性が次々と浮かび上がってきてぶつかり合う様は、見るに堪えないものではあるが恐ろしく興味をそそるという…
Roxanne

Roxanneの感想・評価

4.0
うお、意外と良い。
そういう落とし方、好きです。

ほんとどいつもこいつも…っていう閉塞的田舎の狭いコミュニティでわやくちゃ。
友達の小説家志望の彼女が最低で最高でした。
順慶

順慶の感想・評価

3.9
ほぼ萩原みのり主演という情報だけで見に行った。正解だった。

意味深な姉妹の電話から始まる。古い田舎の一軒家で姉のあすみが妹の小夜に電話している。妹は声で萩原みのりだとわかる。で、姉は結婚すると伝え、小夜に相手を聞かれたので、戸惑いながら「布施野さん」という。電話口で荒い息。そして電話が切れる。

小夜には過去に何かあった。狂気な感じで、常にケンカを売るような口ぶり。萩原みのりがめちゃ怖い。目つきがやばい。出てくるだけで緊張感がすごい。

情報の出し方がとてもよくて、少しずつ過去が明らかになっていく。それにともない観客も少しずつ小夜の気持ちに寄っていく。小夜が感じていた辛い過去は、現在でも続いている。

80分程度短い映画だけど、そこでは終わらない。
姉妹の嫉妬とプライド。
タイトルの意味がわかって、「こえー」と思いながら映画館を出た。
狂気の部分。あの姉妹は似てた。
2009年に上演された戯曲の映画化作品。
原作の舞台も評判となったようですが、今作も見た人の評価は上々。
おそらく感情を揺さぶられるであろう興味から鑑賞してきましたが。
残念ながら わたくし的には全くヒットせずで。

映画のポイントでもある主人公小夜と姉の結婚相手とのある事件がどんなものなのかは、正直予想通り。
その核心については映画の中盤まで“引っ張られる”のですが、その手法が 先延ばしのためのグダグダにしか感じられず。

特に居候さんの権利書にまつわる話とか、見ていて「正気か?」としか思えないし、ハラハラすることもなく。
また小説家志望の彼女の振る舞いもどうかしてるし。

それこそ舞台作品ならともかく、映画で これらの表現では軽薄で性急な印象になってしまいます。

そして最も気になったのは、現実に性犯罪の被害者となった人が この物語を見て何を感じるかということで。
もちろん過剰な表現でフラッシュバックがあってはいけないけど。でも必ずしも救いになってはいないように感じられたのがねぇ。
こればかりは なんとも言えないのかもですが。

ただ、そこを脇に置いたとするならば、布施野が襲われる場面や、あすみがエキセントリックに暴走するエンディングは ちょっと面白かったんだけど。

それでも「この人なら奪われないと…」というコンプレックス込みで考えると、小夜にも悪い面があるという描写になっていて。
やっぱり「えっ?」って感じになってしまって。

同様なテーマであっても、もっといいアプローチできたんじゃないかなぁ。
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