QHEY

成れの果てのQHEYのレビュー・感想・評価

成れの果て(2021年製作の映画)
3.2
81分というコンパクトな尺ゆえ、必然性のない設定とオーバーアクトに頼らざるを得ない強引さに乗れない部分も多いが、萩原みのりさんはじめ熱のこもった役者陣の演技は素晴らしく、台詞・言動に一切の寄り道なくその全てが核心に迫っていく。
冒頭とラストの集落の空撮が、視覚的な広がりに反して閉塞感を漂わせるあたり、監督の次回作にも期待を抱かせるスケールがあった。
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