怒髪猫なんじゃった

かそけきサンカヨウの怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)
3.8
よく解らない題名につられて観た・・原作は窪美澄の同名短編小説の🎬化です。

『かそけき』とは・・今にも消えてしまいそうな薄い、淡い、仄かな様子。

『サンカヨウ』とは・・花の名前だった(とても綺麗な透き通る葉を持つ花)


そして監督は今泉力哉ですが結構今迄に数本観てはいるのですが良く判らない淡々した作品でレビュー評価はかなり低いです(笑)・・でも中にはレビュー評価が高いのもありよく調べたら脚本が澤井香織のものばかりが全て高かった(今作品もそうでした)


幼い頃に母親が家を出てしまい父親とふたり暮らしの高校生になる娘が主人公です。

その父親が再婚するという・・継母には幼い連れ子がいる。

父親、継母、高校生の娘、幼い妹の家族生活が始まる。

この作品も同様に淡々したストーリーで進んでいくが、とても面白かった(それは脚本の所為だろうと思うが兎に角、台詞が好いのです)


鑑賞後に爽やかさを感じた作品でした。