Jimmy

スリランカの愛と別れのJimmyのレビュー・感想・評価

スリランカの愛と別れ(1976年製作の映画)
2.7
木下恵介監督作品は当たり外れが激しいが、この映画は「中くらい」の作品であった。

タイトルにあるとおり、スリランカ・ロケを敢行しているが、どうも高峰秀子は外国ロケに行っている雰囲気は感じられず、国内セットで撮った感あり。
その他の出演者(栗原小巻、北大路欣也、小林桂樹、津島恵子)は、しっかりと外国の海で船に乗ったり、車に乗ったりしている。

物語は、スリランカで出会った妻子持ちの男(北大路欣也)が宝石商の女(栗原小巻)と恋に落ち、地元に住む金持ちのシルバー女性=ジャカランタ夫人(高峰秀子)とも関わり合いながら、ドラマが展開するもの。
高峰秀子の英語セリフと日本語セリフの混在が珍しかったり、栗原小巻って煙草吸うの見たことあったかなぁ、という場面あり。

高峰秀子主演作品かと思って観たら、どちらかと言うと栗原小巻主演作品であった。
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