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キャメラを止めるな!のナツミオのレビュー・感想・評価

キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)
3.2
WOWOW録画鑑賞・W座

オリジナル版は鑑賞済み。
オリジナル版を最初観た衝撃(笑撃⁈)から気になり鑑賞。

日本映画「カメラを止めるな!」を、第84回アカデミー賞で作品賞・監督賞など5冠を制した「アーティスト」のミシェル・アザナヴィシウス監督がフランスでリメイクした話題作。

原題 『Coupez!』
英題 『Final Cut』

2022年仏作品112分
監督・製作 ミシェル・アザナヴィシウス
製作 ヴァンサン・マラヴァル ジョン・ペノッティほか
原案 上田慎一郎 和田亮一
(『カメラを止めるな!』より)
脚本 ミシェル・アザナヴィシウス
音楽 アレクサンドル・デスプラ
撮影 ジョナタン・リッケブール
出演 ロマン・デュリス ベレニス・ベジョ 竹原芳子 グレゴリー・ガドゥボワ 
フィネガン・オールドフィールド マチルダ・ルッツ 

翻訳者 松崎広幸

(WOWOW番組内容より)
山奥にある廃墟で、監督レミーとキャスト・スタッフはゾンビを題材にしたホラー映画を撮影している。レミーはあるショットで主演女優にリアルな演技を求めるがなかなかOKを出さず、テイク数は31に達する。そんな中、撮影隊に本物のゾンビが襲いかかってくる。撮影隊が大混乱に陥る中、レミーはようやく本物のホラーが撮れると歓喜し、スタッフに撮影を続けるよう指示を出す。だがその後、人々は次々とゾンビになっていき……。

(WOWOW解説より)
2018年にまず都内2館で一般公開され、超低予算の自主製作映画ながら興行が全国に拡大して大ヒットした「カメラを止めるな!」。そんなオリジナル版にほぼ忠実なリメイク版が本作で、冒頭の30分強の長回しカットも再現。とはいえ、長回しカットを撮影したロケ地がオリジナル版よりも広くてスピード感もアップし、オリジナル版とひと味異なるスリルと笑いを楽しめる。何よりアザナヴィシウス監督からのオリジナル版へのリスペクトが感じられ、オリジナル版の竹原芳子(以前の芸名はどんぐり)が同じ役を演じた。

う〜ん、オリジナルへのリスペクトは感じるが、何かグダグダ感。
オリジナル版よりはお金がかかってそう⁈

多分、キャストの役名が何故か日本人名、フランス名前、と観ていて混乱してわかりにくい。
日本版プロデューサー、マダム・マツダ役で竹原芳子(どんぐり)さんが相変わらず独特の空気と存在感を放っていたのが印象的。

オリジナルの面白さ、映画愛を再認識した。


【忘備録】ネタバレなし
(キャスト)
・レミー Remi
- ロマン・デュリス
劇中劇の役名は、ヒグラシ(監督役)

・ナディア Nadia
- ベレニス・ベジョ
劇中劇の役名は、ナツミ(メイク役)

・フィリップ Philippe
- グレゴリー・ガドゥボワ
劇中劇の役名は、ホソダ(カメラマン役)

・ラファエル Raphael
- フィネガン・オールドフィールド
劇中劇の役名は、ケン(俳優役)

・アヴァ Ava
- マチルダ・ルッツ
劇中劇の役名は、チナツ(女優役)

・アーメル 
- セバスチャン・シャサーニュ
劇中劇の役名は、ヤマコシ(助監督役)

・ジョナタン 
- ラファエル・クエナード
劇中劇の役名は、アキラ(録音役)

・ムニール 
- リエス・セーラム

・ロミー 
- シモーヌ・アザナヴィシウス

・ロラ 
- アニエス・ウーステル

・フレド 
- チャーリー・デュポン

・ジョアナ 
- ルアナ・バイラミ

・マノン 
- ライカ・アザナヴィシウス

・ファティ 
- ジャン=パスカル・ザディ

・マダム・マツダ Matsuda
- 竹原芳子(どんぐり)
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