このレビューはネタバレを含みます
終始、身体中に力が入ってしまうので観終わったあとの疲労感がすごい。
不協和音のような音楽、ぼやけた映像、なにがなんだかわからない殺人。
ストーリーはシンプルで、女がだれなのかもすぐわかったけれど、事故のことが細かくわかっているわけではないので、どちらが悪いとかもわからず。
たのしみにしていた赤ちゃんを失うつらさやその後に取る行動は、ひとそれぞれ違うということでしょうか。
痛そうなシーンが多いなかで妊婦のお腹にハサミを刺すシーンの異常性と痛さが脳をバチバチ刺激してきて、ほかのシーンの痛さを吹き飛ばしていきました。