17世紀に実在した修道女の同性愛裁判記録からポール・ヴァーホーベン監督が着想を得て作ったお話だそう。
敬虔な信者にはお怒りをかいそう。
イタリアのお話ですが、フランス語で進みます。
【ネタバレありの感想】
当時の聖職者たちの権力争いなんかもリアル。幼い頃から不思議な力を持つベネデッタ、体中に現れた聖痕は本物か?いきなりエクソシストかと思わせるような悪魔の形相になったり、愛人との関係も受け身であるように見せかけて手中に納めていく姿など、とにかくパワフル。何せ一度死んで甦るし。それ以外では包容力のある美しい敬虔なシスター。
全てが打算だったのか?とも思うけど本当の聖女だったのでは?と信じたい自分もいて、すっかり騙されています。