猫目さんの映画レビュー・感想・評価

猫目

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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.1

いや、これは!!素晴らしい👍
監督!この世界を描いてくれてありがとう😭私は咽び泣いております。やはり眼差しが温かい
カメラワークも光っていた✨二人がソファでイタすところに光が挿し込むシーンにうっとり😍
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Demon City 鬼ゴロシ(2025年製作の映画)

3.0

原作はアクションで見せるタイプのお話なのかな。「ベビわる」とか和製アクションがお好きな方なら楽しいのではないかな。
生田斗真さんアクションもこなせるのね!と思いました。


ただアクションシーンの敵役
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ソウX(2023年製作の映画)

3.4

一連の活動の初期にはこんなことがあったのか。何が彼を突き動かしたのかって話としては面白かった。クレイマーさんを怒らせるとガチ怖なのね。こうやって経験を積んで後学に生かしたのでしょうね。
何気に学ぶこと
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.6

悪趣味なアート強め作品でしたわ。こういう奇を衒った話はアウトプットする人が限られそうだから、そういう意味ではありがたい。人体破壊お好きですよね。
少しずつ背景の色が変わっていくエンドロールもオシャレで
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レック2(2009年製作の映画)

3.4

前作の通報を受けて出動したSWAT隊員が建物に入るところから始まる。前作の空気感のまま緊張が続いていてゾワゾワワクワク😀
こちらは未見でした。

【ネタバレ】

今ならスマホ撮影一辺倒になっちゃいそう
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レック(2007年製作の映画)

3.8

公開当時観たきりでしたので再見。
POV創世記(と言っていいのか)ならではな手探り感が良い。撮影なんてやめて逃げなよって思ったけど、ここから出られないとわかった時のレポーターのアンヘラとカメラクルー、
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銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

3.6

良い!こういう人情味溢れてて日常にある非日常を描く、嫌な人間が出しゃばらない映画ってほっとする。いつも荒んだの観てるから😁
存続の危機にある街のミニシアター「スカラ座」が舞台。そこのオーナー&スタッフ
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Broken Rage(2024年製作の映画)

3.0

北野武監督作品は「首」くらいしか観たことないんだが。
あちらも浅野忠信と大森南朋を従えてこんなことしてたなぁ。



【ネタバレ?】


昭和のお笑いで育ってきたので、不覚にもスピンオフパートは笑って
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.7

オチが分かってからも遡ってストーリーを楽しめて二度美味しいのが、オリオル・パウロ監督作品の良いところ
衝突時の音、画面の揺れなど臨場感が合って良かった。
↓かなりネタバレしてるので、観てない方はここま
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キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

3.7

緊張感⚡️エグい〜と思ったら、実際に起きた事件と同じ時間軸で進むのですね。現実に起きた事件の異常さを追体験したような…目の離せない83分間でした。
フォロイー様、Atemilさんのレビューから観る決心
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ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

3.4

19世紀後半、デンマーク人の牧師ルーカスが当時統治下にあったアイスランドへ布教の旅に出る   
画角が正方形に近い切り取りで、広大な自然を撮っているのに何故か窮屈さを感じました。映し出される自然の風景
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理想郷(2022年製作の映画)

3.8

野生の馬🫏
フランスからスペインの小さな村に移住してきたアントワーヌとオルガ夫妻。この村を有機栽培農業で再生したい。が既に外資から風力発電開発の話を持ちかけられている村人からは疎まれ、陰湿な嫌がらせに
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

3.7

アメリカってこういう映画がまだまだ出てくるね。掘り出し物見つけたようで嬉しい

Stay Punk!!
カイル・ガルナーがぶっ飛んでてカッコいいよ。何せ自分たちの流儀で生きるパンク野郎たちが生き様を晒
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コンセント/同意(2023年製作の映画)

3.5

ヴァネッサさん、想いは届いたよ
80年代フランス🇫🇷小児性愛者であり作家のガブリエル(当時50)にグルーミングされて関係を持ったヴァネッサ(当時14)の告発本の映画化。
加害者ガブリエルと同じ文章とい
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悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

3.7

もしかしてスタートボタンを押したところからモキュメンタリー?どこからがこの映画の配給会社で、どこからが映画内番組のスポンサー広告でした?境界線が曖昧で面白い。アイデアと構成の勝利ですねぇ。そしてファウ>>続きを読む

メイ・ディセンバー ゆれる真実(2023年製作の映画)

3.6

5月と12月はどうやっても交わらないんだよね。
大元のあの事件の倫理観の無さをどうやって映画として表現するのか興味はありました。他人がジャッジすることではないからな〜と思っていたら、なぞらえたオリジナ
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.4

ちょっとよくわからなかったな〜
SNSにのめり込む系なのかと。。。それより現実社会での自分をもっと見てもらいたい、その為にはどんな姿も晒すわよ?究極の目立ちたがり屋さんなお話でした。
シグネ、カフェで
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.1

ジュリアン・ムーア演じるエヴリンが狂気じみて怖いんだけど💦妙な共感性羞恥も感じる…ヤバい😅 ミッドエイジクライシスみたいな感じで、自分の中に落とし込みたいと思ったんだけど、フィン演じる息子のジギーも同>>続きを読む

正体(2024年製作の映画)

3.5

横浜流星さんは体幹がしっかりしていて、体の真ん中に一本棒が通っているみたい。どの人物になりすましてもシャキッとして意志の強さを感じる佇まい。
脇を固める俳優陣もよろしくて、凄惨な事件ほど不安にならずに
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.7

いやーこういう話だったか!
声出たわ😱

「これは何て曲?」
「『It never ends 』だよ」
「この鋏✂️切れ味が悪いわね」

フリは完璧だったのね


【ネタバレありの感想】

「胸騒ぎ」
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アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.5

みた!やっとみた
アマプラ見放題終了間際にギリギリせーふ
このジャケ写いいよね。アマプラもこっちで載せておいてくれれば、私も、もっと早く観たかもしれぬのに…ブツブツ←他責😅
何はともあれ、レビュー
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Blink Twice(原題)(2024年製作の映画)

3.4

話題性のあるキャストと制作陣なのにジャケ写が入ってなくてもったいない。 
ゾーイ・クラヴィッツが監督で当時のパートナー、チャニング・テイタムが主演です。
朝一番で観るにはカロリーが高め。こういうテーマ
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Zolaゾラ(2021年製作の映画)

3.6

デトロイトに住むゾラさんが自ら体験した悪夢の48時間をツイートした実話を映画化?どこまで本当なのか…確かに悪夢でしたけど。
SNSのタイムラインをしゅーっとスクロールして、ハイライトだけをピタッと止め
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ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

3.2

無邪気なぬいぐるみベニーが惨劇を巻き起こす!?グロ注意です。

「チャイルドプレイ」なんかの乗り憑り系は邪悪さ満載ですが、こちらのベニーは動力がわからない、言葉も購入時の単語しか話さない、なぜか持ち主
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.0

デヴィッド・リンチ監督のご冥福をお祈りして

ハリウッドのみならず芸能世界の縮図のお話でしたね。
と言っても、私は一回では全部理解できなかったので、感じたままなんだけど…精神倒錯映画として最上なのでは
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ヒンターラント(2021年製作の映画)

3.3

かなり硬派なお話ですが、全編ブルーバックで撮りましたね、な歪んでる背景のお陰かちょっとファンタジーに観える。トゥーンタウンで撮影してるみたいなんだよね。ここに重要な意味があるようなので、この映像がバグ>>続きを読む

ナイトスイム(2024年製作の映画)

3.0

ジャケットが怖そうで惹かれました。水の描き方とか妖のスピード感とか良いとこもあるのに、ストーリーの説明が薄い。ナイトスイムっていう割に怖いことは昼間にも起きる😄


【ネタバレ】

カラクリがわかって
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.6

原作ありきなのかと思ったら監督さんのオリジナル脚本なのですね。ここまでのクオリティで映像化しちゃう手腕が素晴らしい!キャラデザとかどうなってるんだろ?既視感のあるものもあったけど、監督が名作SFを参考>>続きを読む

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

3.5

舞台は’69年のフロリダ、アメリカ航空宇宙局。スカーレット・ヨハンソン演じるバリキャリのマーケターとNASAのアポロ11号の発射責任者のチャニング・テイタムが出会い、衝突しあいながらも…?って横道恋愛>>続きを読む

Apple Original Films『ウルフズ』(2024年製作の映画)

3.4

日本での劇場公開が白紙になったのは残念だったけど、激渋イケオジの共演は観たかったので。
この二人が一つの画面に居るなんてそれだけで幸せよ。あとkidがいい奴だったよ。


【ネタバレ】

一匹狼だった
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

社会派メッセージが強かったら日本人として心中穏やかに観られないなと思っていたけど、より内面に向き合う伝記になっていたので、映画として興味深く観ることができた。ストローズ氏との確執持ち出して一人の人間と>>続きを読む

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.5

明けましておめでとうございます🎍
今年も良い映画に出会えますように

今年の一本目は懐かしのコチラを夕暮れからから夜明けまで←途中寝落ちしたので、観終わるまでに一晩かかった笑
前半と後半で様相がガラッ
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罪と罰(1983年製作の映画)

3.3

年内ラスト・レビュー

アキ・カウリスマキ色に染めたドストエフスキーでしたね。原作を読んだのは遥か昔なのでうろ覚えですが、国が違うのは承知の上としても、人物の心情から始まり、話の展開など、原作とはかけ
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.0

お話的には誰にも肩入れ出来ないので、全く面白くないんだが、不思議と見続けてしまう。役者さん達が好きな方ばかりだったからかな。邦画は語尾の発音が気になってしまうのですが、菅田将暉さんも奥平君も窪田正孝さ>>続きを読む

ドライブアウェイ・ドールズ(2023年製作の映画)

3.6

笑った〜めっちゃ笑った!シニカルでコーエン節満載でした。
コーエン氏弟と奥様の共作なのですね。評価低くない?下ネタ全開だから?マーガレット・クアリーの弾けた演技、良かったです。女性同士の恋愛ってここま
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.3

世界観を借りただけのパロディ映画ということで。児童文学の名作ですものね、お怒りになる層がいらっしゃるのも分かる。
エロゴア描写も多いし、本家をおちょくった内容(ペーターの衣装💐!!)だし、スイスエクス
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