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ベネデッタのぶんのレビュー・感想・評価

ベネデッタ(2021年製作の映画)
3.8
実話をベースにした作品
原案となったのは、ベネデッタの裁判記録をもとに再構成されたノンフィクション「ルネサンス修道女物語―聖と性のミクロストリア」らしい。

当時の修道院は男の聖職者の不正な性行為を公然の秘密で黙認されてて、女性に子どもを産ませたりとメチャクチャだったらしい。それに比べ女子修道院の同棲愛を醜聞とし断罪していたとは女性蔑視もいいとこだ。

そう考えるとちょっとヤバイ系なイエス大好きっ子ベネデッタだけど、とことん貫き通してやり切った態度がなんとも清々しいくてカッコ良いとさえ思えてしまう。

そして彼女の凄いところは信仰心!
ベネデッタを疑った時点で信仰心を失ったフェリシタやクリスティナよりも遥かに徹底してたもんね👏👏

さてこの映画、強烈なシーンでドキドキ、ワクワク、ヒェーとなってどんどん展開して行くおもしろさ。
しかもあんな事、こんな事、マリア像の使われ方💧‬カトリック信者激おこ案件続出。最後にあの偉大な教皇大使様も.. 🤭プッと笑っちゃいけない💦
でも大丈夫!すべてイエス様のお心のままなのだそうだから(ベネデッタの言い分だけどね)😅
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