こつみつど

ベネデッタのこつみつどのレビュー・感想・評価

ベネデッタ(2021年製作の映画)
3.5
とんでもない映画。
実在した修道女を主人公に置き、自分の欲望に忠実に、世界をあらゆる方法でぶっ壊す。
最後のシーン、一気に映像等変わりすぎて、お??ってなっちゃったけど、晴れやかな気分になった。
愛も、よろこびも、権力も、己の欲しいものに貪欲で、ひたすらに突き進むベネデッタにも、他の登場人物にも1ミリも共感ができないし、通して見返す事はないかな…
あと、R18なので、性的なシーンが多いのは知ってたけど、女性の裸体が無駄に多くて、女性を性的に見る男性的視点を感じ、女性同士の性愛や家父長制の解体を描いてはいるけれど…
映画館で見なくてよかった