しみちゃん11

ベネデッタのしみちゃん11のレビュー・感想・評価

ベネデッタ(2021年製作の映画)
4.0
17世紀イタリアのペシア 町
キリスト教[旧教]の権威が絶対だった
時代、少女ベネデッタは小さな奇跡を
起こす力があった。
そんな少女は修道院に入り成長を
とげて後、身体に聖痕を現し、
新しい修道院長に祭り上げられる。
父や兄達に性虐待に耐えきれず修道院に逃げ込んできた魅力的な現実派の
バルトロメエを救い修道院の1部屋で
一緒に暮らす。
禁欲主義な修道僧にあるまじき行為、
性愛に目覚めた2人は旧修道院長に告発される
世俗的な教皇大使に火焙りの刑に
処されかけるがペストを恐れ
時にキリストが憑依したかのような
ベネデッタを指示する民衆に助けられる
旧修道院長は信仰も無く神の声が聞こえ無いと告白する
教皇大使も旧修道院長もペストに感性する。
それはベネデッタに対する攻撃ゆえの
神の報いに思える。
キリスト教[旧教]の聖書を都合の
よいように解釈し人を弾劾する。
魔女裁判に発展するような宗教的狭さ、
禁欲の強要、排他的世界、
地球が丸い事すらなかなか理解しょうとしなかった偏見、強大な権力
良くも悪くも恐ろしい世界かも
しみちゃん11

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