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べイビーわるきゅーれのMNのネタバレレビュー・内容・結末

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

最高!元気出る!また観たい!

以下、好きポイント

・キュートで魅力的な2人

ちさとさん
明るいおしゃべりな女の子って部屋の中移動する時めっちゃ声出すよなー!「チャッチャッチャッチャッ!」「鍵がない鍵がない鍵!あった!」見覚えがありすぎる。友達にこういう子いる気がする。大好き。
あとちょっとふざけてる時の話し方がとにかく可愛い。もにょもにょ声出す感じ。アイメイクも今の子って感じで好きだ!

まひろさん
「ちさとさんとはちゃんと向き合っていきたい。それなりに大切な人ですし」と俯きながら話すシーン、可愛すぎて泣くかと思った。そりゃちさとさんも頭ワシャワシャするわな。「帰ったらケーキ食べようね。」「2人で生き残ろうね。」をつまんない死亡フラグにしないストーリーも最高だぜ。
あと私服が好き〜。紐のついたニット帽とかゆるっとしたパンツとか。

・ワードチョイス
野原ひろしの言ってない名言を真顔で言う奴は「霊よりも一番怖いのは人間だね」って言う、とか、ちょっと"イジワル"な、インターネット的笑いのあるワードチョイス。
「おでんツンツン」が特に耐えられなくて噴き出してしまった。
こういう小ネタって多すぎると鼻につくのかもしれないけど、塩梅がほんとにちょうど良くてすごく好きだった!

・アクションのかっこよさ
アクションはあまり観ないので詳しくないけど伊澤さんの腹筋の力すご!!!って思った。両足引きずられながら上半身を起こしたままの姿勢、絶対きつい。体幹ヤバい。スタントされてる方なんですね、納得です。めちゃくちゃかっこよかった。

・現代社会へのちょっとした皮肉
「その発言は女性差別だ」「価値観をアップデートしなければ」「今の時代は多様性。女性が活躍できる社会に」などと綺麗な言葉を並べるおじさんが、その実やってることは全然女性蔑視でホモソ的。まんま今の日本あるあるじゃないですか😂強烈な皮肉だな〜と思った。
女性差別を問題視してるんだったら、無言でメイドさんにコート押し付けないのよ…。そのコート押し付けがあとあと効いてくるのもよかったなあ(上着に拳銃入れてたから出せなかったんだね)

奨学金で大学行ってるからコンビニの300円のサンドイッチなんて買えないよ!と話すメイドさん。コメディタッチだったけど、現代日本の若者の貧困がめちゃくちゃリアルに描かれてるじゃん…と暗い気持ちになった。彼女が稼ぎのいい楽しい仕事につけて余裕のある生活できますように…。

・最後のバトルの展開
まひろさんがピンチになってるとき、ちさとさんが助けに来るんじゃなく2人でお互いに戦ってたの、最高だったな!
相棒がピンチの時かけつけてなんとか間に合う、みたいな演出も漫画っぽくていいと思うんだけど、2人が自分の力だけで戦って勝ててたのがすごく嬉しかった。対等って感じがした。
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