おじいちゃん

ベニー・ラブズ・ユーのおじいちゃんのレビュー・感想・評価

ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)
5.0
ただのホラーとは一線を画していた。
普通におもちゃサイドを応援する。
ベニーちゃんはただ愛されたかっただけなのに切ない。嫌な奴を殺す事でしか愛を表現出来なかったり 嫉妬して主人公のジャックの好きな対象を殺したり すごく不器用で一途で無邪気。

ベニーは同担拒否のメンヘラだけど メンヘラにさせたのは主人公。

主人公よりベニーを好きな人やぬいぐるみが現れたり連れ去られたりして 危機感ややきもちを焼いたりして ベニーを大切に思う気持ちを再確認するエピソードとか欲しいとか思った。

TEDやベノムみたいに一緒に暮らして幸せになって欲しかったな。
ああやっていつも笑って愛しているよって言っているけどそんなベニーが本当は一番愛しているよの一言が欲しかったんだと思う。

ぬいぐるみが好きだしぬいぐるみだけが友達だった事があるから他人事じゃなかったし ぬいぐるみすごい好きだなって改めて思った。
そもそも幼少期犬が欲しくてぬいぐるみに依存していた、全てのぬいぐるみへの執着を断ち切った諦めていた犬を飼う夢を叶えてくれた たくさんの愛を与えてくれた犬を思い出した。ベニーみたいにいつも私を好きでいてくれた。ベニーみたいにいつも 遊ぼう、なでてって言ってた。

ベニーはウサギかと思ったらテディベアでクマらしい。性格は完全に犬。