マツモトタクシー

こちらあみ子のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

こちらあみ子(2022年製作の映画)
4.9
森井勇佑 監督デビュー作品


風変わりな少女あみ子(大沢一菜)
優しい父(井浦新)と面倒見のいい兄(奥村天晴)書道教室の先生でお腹に赤ちゃんのいる母(尾野真千子)との4人暮らし
あみ子は相手の気持ちを慮ることができず彼女の言動に周囲の人たちは振り回されていた。。
やがて無邪気なあみ子の行動が思わぬ方向へと向かってしまう。。







以下ネタバレ


あみ子は何らかの病気なんだろう。。
でも90年代ならあみ子が苛められて最後は自殺して終わっていたかな何て考えていた。。
色々ツラい展開だけど最後まで前向きというかへこたれないというか。。
ラストで「ビッグ・フィッシュ」的な展開で前向きな言葉で終わって感動して涙が出た😂😂😂
マイノリティーや生きずらさを感じてる人には刺さると思う☺️

生きているのが素晴らし過ぎる
ブルーハーツの名詞を思い起こさせる🎵


監督は助監督で沢山の現場を経験されていて、この原作に惚れ込み映画化に奔走していたようで原作には無い自身の色も付加されている
ホントに絵だけで持たせられる力がある


デビュー作品にして間違いなく日本映画のマスター・ピースの1つになるであろう作品☺️