この年に公開された邦画で
本作と「マイ・スモールランド」
が特に映画館で観たいなぁと
思っていたが、近くでやってなくて
観られなかったのだが、どちらも
評判通りなかなかに凄い映画でした。
本作はなんと言ってもあみ子を
演じた大沢一菜さんが素晴らしくて、
これが演技未経験者の演技って
どういうアプローチでこの難役を
演じられたのかなぁと感心して
しまう。監督に言わせると
彼女があみ子という役に近づいて
行ったのではなく、あみ子という
役の方が一菜さんに近づいて
いったらしい。納得できる。
両親役の二人や坊主頭の
同級生の子の演技もいいよね。
ストーリーの方はこれが
何を意味してるとか考える
のではなくて、画面で起こって
いることをそのまま受け止めたら
いいのかなぁと思いました。
障害がとか周りの人たちの
彼女の受け止め方が、とか
考えずにね。