広島に暮らす風変わりだが、純真無垢な少女あみ子の話。
これまであまり観たことがないテーマで、余韻が残る作品でした。
あみ子を演じる女の子は新人らしいけど、素の魅力がこのあみ子のキャラクターにガッチリハマってる気がした。
この作品を観てまずは、自分もあみ子に会ってるかもしれないとかあみ子だった時もあるかもしれないとかって思った。
その時何を思ったか全く覚えてないけど、
正直めんどくさいって思ってたかも。
何かを理解するって結構ムズイ。だから余計にあみ子の父の事なかれ感が辛かった。
結局のところ、家族だろうが友達だろうが、他人が本当は何を考えてるかなんてわからないし、みんなうまく生活できててもホントに互いを理解し合える人ってそうは出会えない。
あみ子にもいつかそんな理解者が現れるかなと、あみ子のその先が気になりました。
個人的には同級生の坊主の子がいいな。
